新潟で活動を行う演劇製作集団。
新潟での継続的かつ真剣な演劇創作環境を求め、それまでは所属も活動場所も様々だった、先川史織、大井 南、岡田康之、内藤陽介、石川直幸(2022年脱退)の5人により2015年秋に結成。結成以来、普遍的かつ物語性の高い既成戯曲の上演に取り組んでいる。
団体名の「Accendere」とはイタリアの舞台用語で“カット・イン”(照明や音響などの効果が急に入ること)を意味する。
先川 史織 Shiori Sakikawa
Accendere代表。俳優。
新潟明訓高校演劇部を経て劇団マジカルラボラトリーに所属。その後フリーランスとなり、数多くの劇団の公演に出演。継続的な演劇創作環境を求め、2015年にAccendereを旗揚げ。正統派ヒロインから飛び道具までこなす安定感が持ち味。ビールはラガー派、チーズは無党派。
岡田 康之 Yasuyuki Okada
俳優⇒演劇制作者⇒劇場技術者と、お芝居にまつわるセクションをひと通り縦横無尽に経験する。Accendereの製作面と技術面を統括し、近年は演出も担当。戯曲に最大のリスペクトを払い、俳優とともに丁寧に物語を立ち上げる演出を心掛けている。キャンプが趣味。
内藤 陽介 Yosuke Naito
新潟大学在学中に友人の影響で演劇を始める。フリーランスの俳優として数多くの公演、企画に出演し、どの作品でも圧倒的な存在感を放ち注目を集める。やがて”個”ではなく”集”で作品を創れるホームを求め、Accendereに参加する。くだらないことを言うのが好き。
小山 恭平 Kyohei Koyama
高校2年劇団カタコンベ入団。いくつかの作品へ参加した後進学と同時に上京。東京では声優養成所に通いながら劇団を立ち上げ活動。大学卒業後、帰郷し個人プロデュース公演「月の憧れ-短編SF集-」をSFageとして上演。2022年、第5回公演「赤鬼」への出演を経てAccendereに入団。
早川 杏 Anne Hayakawa
小学4年生の時にりゅーとぴあ演劇スタジオ キッズ・コース「APRICOT」に入団。2018年「ハイジ」、2019年「リフカの旅」、2022年「風の又三郎」ではタイトルロールを演じ、2021年「APRICOTの銀河鉄道の夜」ジョバンニ役など、数多くの公演において主要な役を演じる。2023年4月、高校入学と同時にAccendere入団。子ども劇団から現れた新潟演劇界のシューティングスター。
大井 南 Minami Ooi (2022年6月~休団中)
新潟演劇祭プロデュース公演『恋する世阿弥』(作・演出:中屋敷法仁)への出演をきっかけに演劇熱が沸騰。Accendereの発起人。旗揚公演『半神』、第2回公演『プルーフ/証明』ではいずれも主演を務める。天真爛漫で周囲の人を惹きつける姿勢に定評あり。チョコレートが好き。